お口の細菌が肺に影響する?わかりやすく解説
― 武蔵小山のよしだ歯科クリニック
「歯周病は歯ぐきだけの病気」と思われがちですが、
近年では呼吸器の病気との関係が注目されています。
特に、
- 誤嚥性肺炎
- 肺炎
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 気管支炎
などとの関連が研究されています。
お口の中の細菌や炎症が、
気道や肺に影響する可能性があると考えられているためです。
この記事では、歯周病と呼吸器疾患の関係について、患者さん向けにわかりやすく解説します。

呼吸器疾患とは?
呼吸器疾患とは、空気の通り道(気道)や肺に起こる病気のことです。
代表的なものには、
- 肺炎
- 誤嚥性肺炎
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)
- 気管支炎
などがあります。
特に高齢者では、肺炎は重症化しやすいため注意が必要です。
なぜ歯周病が肺に関係するの?
歯周病になると、お口の中で細菌が増えやすくなります。
その細菌が、
- 唾液と一緒に気道へ入る
- 呼吸とともに肺へ入る
ことで、呼吸器に影響するのです。
お口の細菌と肺の関係
歯周病
↓
お口の細菌が増える
↓
気道・肺へ入り込む
↓
呼吸器へ影響

誤嚥性肺炎との関係
誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液、細菌が誤って肺に入り、炎症を起こす病気です。
特に高齢者では、
- 飲み込む力(嚥下機能)の低下
- むせる力の低下
により起こりやすくなります。
誤嚥性肺炎のイメージ
唾液・細菌
↓
誤って気管へ
↓
肺に入る
↓
肺炎が起こる
歯周病があると、お口の細菌量が増えるため、誤嚥時のリスクが高まります。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)との関係
COPDとは、
- 慢性気管支炎
- 肺気腫
などを含む呼吸器疾患です。
喫煙との関係が有名ですが、近年では歯周病との関連も研究されています。
歯周病による慢性炎症が、
- 気道炎症
- 呼吸機能低下
に関与する可能性が示唆されています。
COPDとの関係
歯周病の炎症
↓
全身の炎症が増える
↓
気道にも影響
歯周病が進むとどうなる?
歯周病が進行すると、
- 歯周ポケットが深くなる
- 細菌が増殖する
- 炎症が強くなる
といった変化が起こります。
歯周ポケットのイメージ
健康な歯ぐき
→ 浅い溝
歯周病
→ 深いポケット
→ 細菌が増える
高齢者でリスクが高まる理由
高齢になると、
- 飲み込む力の低下
- 咳反射の低下
- 唾液減少
が起こりやすくなります。
すると、お口の細菌が肺へ入りやすくなります。
高齢者で起こりやすい変化
加齢
↓
飲み込む力が低下
↓
細菌が肺へ入りやすい
毎日の口腔ケアが重要です
呼吸器疾患予防では、お口の細菌を減らすことが重要です。

予防のポイント
歯みがき
+
歯間ブラシ
+
定期クリーニング
↓
細菌を減らす
歯科医院で行うケア
歯科医院では、
- 歯石除去
- 歯周ポケット検査
- 専門的クリーニング
などを行います。
自宅ケアだけでは落とせない汚れの除去が重要です。
こんな症状は要注意
- 歯ぐきから血が出る
- 口臭が気になる
- 歯ぐきが腫れている
- よくむせる
- 痰が増えた
こうした症状がある方は、早めの検査がおすすめです。
武蔵小山で歯周病管理を検討されている方へ
歯周病は、お口だけでなく全身の健康にも関係する可能性があります。
特に高齢者では、口腔内環境を整えることが重要です。
武蔵小山のよしだ歯科クリニックでは、
歯周ポケット検査や専門的クリーニングを通じて、歯周病管理を行っています。
まとめ
歯周病と呼吸器疾患・誤嚥性肺炎は、
- お口の細菌増加
- 細菌の誤嚥
- 慢性炎症
- 加齢による飲み込み機能低下
などを通じて関係する可能性があります。
そのため、
👉 毎日の口腔ケアと定期的な歯科受診が重要です。
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